311星空プロジェクト

2012/03/11 | AF Sendai |

あの日から間もなく1年。

あかりの消えた街。
電話もメール使えず、誰とも話せず、なにも情報が取れない世界。
まだ戻らない家族の安否、繰り返される余震の脅威。
唯一の情報源、ラジオから聞こえてくるのは想像できない惨状ばかり。
未来は、いいえ私たちに明日はくるのだろうか…言いしれぬ恐怖が全身をおおいました。

ふと見上げた空には、見たこともないような、すごみさえ感じられるほどの
まばゆく輝く星空が広がってました。

あの夜から数日、あかりのない日々が続きました。
その時、たしかに感じたことがありました。
かなしみの中で得たひとのやさしさ。
ようやく戻ってきた家族や大事な人と会えた時の喜び。
ふれあった手のぬくもりが、安心感となることを。
ローソクのわずかな光の中で交わしたことばが、癒やしとなることを。
家族の笑顔が勇気となることを。

そして、やっとあかりが復旧しました。
そこで、初めてその震災の大きさを知りました。
そして、全国や、全世界の人々が、泣いてくれていたこと、祈ってくれていたことを知りました。

あかりは、夜の闇の中でも、手元や、部屋や、街を明るく照らしてくれます。
お陰で私たちは、昼間と遜色なく生活を送ることができていました。
しかし、その強い光は、“本来見えるはずのものを見えなくしてしまっている”ことでもあることを気づかせてくれました。

被災した私たちは、復興途上で、
以前の生活を取り戻すにはまだまだという状況ですが、この震災で気づいたことを発信することはできるはずです。
犠牲になられた多くの方々への鎮魂の思いと、未来につなげるメッセージをみんなで…

311星空プロジェクト

2012年3月11日(日) 20:46 スタート